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サステナブルなソリューションカンパニーとしてカーボンニュートラル社会に貢献

株式会社ブリヂストン

概要

ブリヂストングループは、2050年を見据えた環境長期目標としてカーボンニュートラル社会へ向けたグローバル目標への貢献を掲げています。その達成に向けて、環境中期目標「マイルストン2030」にて、①私たちの生産活動により排出するCO₂を総量として削減、②ソリューションの提供により、商品・サービスのライフサイクル、バリューチェーン全体を通じて、私たちの生産活動により排出するCO₂排出量の5倍以上のCO₂削減に貢献、これら2つの目標を設定し、実現に向けて取り組んでいます。

低燃費タイヤの開発・普及に加え、タイヤデータやモビリティデータを活用した新たな“価値”を創造するタイヤセントリックソリューション事業、及びモビリティソリューション事業を通じてCO₂排出量削減貢献を加速させていきます。

   

説明

ブリヂストングループは2050年を見据えた環境長期目標に「グローバル目標への貢献(カーボンニュートラル社会へ向けて)」を掲げ、生産活動におけるCO₂排出量の最小化及び商品のライフサイクル、バリューチェーン全体を通じたCO₂削減貢献の拡大の2つのアクションを推進しています。特に、タイヤのライフサイクルにおけるCO₂排出量の約9割は、その使用段階で車両の排気ガスとして排出されるものです。そのため、転がり抵抗の低減、軽量化などを図り、他の性能と高次元で両立することで、お客様の多様なニーズを満たしながら車両の燃費向上を実現した低燃費タイヤをグローバルに展開してきました。低燃費タイヤ「ECOPIA」に代表される低燃費タイヤ開発・普及推進などにより、2019年実績ではタイヤの転がり抵抗は2005年比で23%低減(約1,340万トン相当のCO₂削減※1)となりました。

   

この取り組みを更に進めるため、当社グループは中期目標(マイルストン2030)にて「2030年までにソリューションの提供により、商品・サービスのライフサイクル、バリューチェーン全体を通じて、私たちの生産活動により排出するCO₂排出量の5倍以上のCO₂削減に貢献していく(基準年:2020年)」を設定しています。目標の達成に向け、更なる低燃費タイヤの技術開発・普及に加え、タイヤデータやモビリティデータを活用して新たな“価値”を創造するソリューション事業の普及を通じたCO₂排出量削減貢献を図ります。

1.低燃費タイヤの技術開発・普及

・環境性能と運動性能を両立するタイヤ技術「ENLITEN(エンライトン)テクノロジー」
3次元形状革新サイプと新形状のパターン、接地形状最適化により、運動性能や摩耗性能を維持しながら約30%転がり抵抗を低減し、ガソリン車の走行時にCO₂排出量低減を可能にします。(タイヤサイズ225/40R18での比較)

・次世代の低燃費タイヤ技術「ologic®」
タイヤを大径・高内圧化(充填空気圧を高圧化)、及び狭幅化することにより優れた低燃費性能を実現しています。さらに、ゴムや補強層の材料・構造・パターンを最適化することで、従来の一般的なタイヤ対比で転がり抵抗係数を約30%低減。同時に安全性能である濡れた路面での制動性能も約10%向上しました※2

2. ソリューション事業の普及を通じたCO₂排出量削減貢献

・タイヤセントリックソリューション事業:タイヤデータを活用し、摩耗や空気圧の管理など、使い方にあった適切なメンテナンスを行うことで「タイヤをライフタイム全体で最大限に活用いただく」ソリューション事業です。Tirematics(タイヤの空気圧や温度をリアルタイムで遠隔モニタリングするシステム)に代表される様々なデジタルツールを開発・活用し、タイヤの状況を正確にモニタリングすると共に当社グループ独自のアルゴリズムによる摩耗状況や耐久性等の予測情報を活用することで、タイムリーで効果的なタイヤの予防保全が可能になります。

・モビリティソリューション事業:鉱山用車両や航空機において、タイヤやゴムに関する知見とタイヤデータ及びモビリティデータを掛け合わせて新しい「システム価値」を創造するソリューション事業です。当社グループの断トツのタイヤや、独自の摩耗・耐久予測技術及び運行状況のリアルタイムなモニタリングなどにより、オペレーションの最適化やダウンタイム回避を図ります。
例として、車両テレマティクスデータを活用した運行管理サービス「WEBFLEET」は、運行状況に関する様々なデータの管理・提供を通じて、ドライバーや運送事業者の安全性・効率性・生産性の向上に貢献しています。これまでの車両運行データと、当社グループがこれまで培ってきたタイヤに関する摩耗や耐久などの知見を組み合わせることで、それぞれのお客様の固有の運行条件やニーズを踏まえた最適な商品やサービスの提供、輸送運行オペレーションの効率化の提案など、より一層幅広いソリューションを提供します。

  

これらソリューション事業は、オペレーションの最適化や事故・トラブルの未然防止、車両管理工数の削減、そしてタイヤ資産の最大活用によるTCO(トータル・コスト・オブ・オーナーシップ)の削減といった顧客価値に加え、資源生産性の向上や資源循環、タイヤのバリューチェーン全体におけるCO₂排出量の削減貢献につながります。

  

当社グループは、低燃費タイヤの技術開発・ソリューション事業の普及推進を通じ、マイルストン2030、更に2050年環境長期目標(カーボンニュートラル社会への貢献)の実現に向けて取り組んでいきます。

  

※1「タイヤのLCCO2算定ガイドライン Ver.2.0」(2012年4月一般社団法人日本自動車タイヤ協会)に基づいて算出

※2 ologic技術を搭載したタイヤ(サイズ:155/70R19、充填空気圧:320kPa)と同等の負荷能力を有する従来のタイヤ(サイズ:175/65R15、充填空気圧: 210kPa)を比較

   

補足情報

株式会社ブリヂストン企業サイト内「CO₂を減らす」

https://www.bridgestone.co.jp/csr/environment/reduce_co2/index.html

ブリヂストングループ サステナビリティレポート2019-2020

https://www.bridgestone.co.jp/csr/library/index.html

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