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顧客現場でのCO2排出ゼロを実現する建設/鉱山機械の開発

株式会社小松製作所

バッテリー駆動式ミニショベル「PC30E-5」

概要

コマツでは次世代を見据えたバッテリー駆動式ミニショベルを開発し、製品稼働時の「CO2排出ゼロ」を実現しました。今回開発したバッテリー駆動式ミニショベルは、これまで培ってきたハイブリッド建機やバッテリーフォークリフトの技術をベースに、新たに開発した充電器や高電圧変換ユニットなどを搭載し、同出力のエンジン車と同等の掘削性能を発揮しつつ、稼働時「CO2排出ゼロ」や騒音の大幅低減を実現した、環境・人にやさしい機械です。今後、バッテリー駆動式ショベルの性能をさらに向上させるとともに、他の建設機械、鉱山機械での電動化を進め、顧客現場でのCO2排出ゼロを目指します。

説明

コマツの建設機械ではライフサイクルで排出されるCO2のおよそ90%がその稼働中に発生しています。建設機械では高出力を必要とし、さらに作業時間を長く確保したいとの特性上、バッテリーで駆動する機械の実用化が進んでいない状況です。このような課題認識の下、コマツでは次世代を見据えたバッテリー駆動式ミニショベルを開発し、製品稼働時の「CO2排出ゼロ」を実現しました。この製品は2019年4月ミュンヘンで開催された国際的な建設機械見本市「bauma2019」に初出展され、2020年3月から機種名「PC30E-5」として市場導入が開始されました。
バッテリー駆動式ミニショベル「PC30E-5」は、これまで培ってきたハイブリッド建機やバッテリーフォークリフトの技術をベースに、新たに開発した充電器や高電圧変換ユニットなどを搭載し、同出力のエンジン車と同等の掘削性能を発揮しつつ、稼働時「CO2排出ゼロ」や騒音の大幅低減を実現した、環境・人にやさしい機械です。排気ガスや騒音を気にしながら行っていた病院や学校、住宅街での作業や、排気ガスがこもるトンネルや建物などでの作業で、その実力が大いに発揮されます。当機は、コマツがすでに量産販売しているバッテリーフォークリフト(FEシリーズ)に搭載されているイージーメンテナンスバッテリーを採用し、フル充電状態でおよそ2時間から6時間※の稼働が可能です。昼休みなどの休車時間を活用した急速充電にも対応し、稼働時間を延長することができます。(※作業環境や使用条件により異なります。)
今後、バッテリー駆動式ショベルの性能をさらに向上させるとともに、他の建設機械、鉱山機械での電動化を進め、顧客現場でのCO2排出ゼロを目指します。

補足情報

プレスリリース「バッテリー駆動式ミニショベル「PC30E-5」を国内市場に導入開始」
https://home.komatsu/jp/press/2020/product/1205404_1608.html

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