PETボトルのリサイクル～再生PET原糸へ置き換えによるCO2削減

東洋紡株式会社

概要

廃PETボトルをポリエステル原糸に再生し、衣料・資材用としてレギュラーポリエステルから置き換えることにより、石油から生産するポリエステルよりCO2の削減に貢献する。

当社では、1996年から「エコールクラブ(R)」を展開しており、現在では年間700トン程度の廃PETボトル由来の再生ポリエステル原糸を利用し、作業服、白衣等のユニフォーム用途及びカバン等資材用に原糸・テキスタイル販売を展開している。
今後、「エコールクラブ(R)」を拡大することにより、製品のライフサイクルにかかるCO2排出量の削減を見込める。

説明

１. 再生PET ポリエステルでの試算
・再生ペレットからポリエステル原糸を生産することで、石油からペレット生産までの生産工程を省くことで、それに掛かるエネルギーの削減ができる。
（再生PET樹脂使用1トンでバージンPET樹脂対比1.03トンのCO2削減 | PETボトルリサイクル推進協議会調べ）

それに伴い、年間700トン生産したとして、721トンのCO2の削減が出来ている。