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国内外における再生可能エネルギー拡大への取り組み

東京ガス株式会社

概要

東京ガスグループは、これまで環境にやさしい天然ガスの安定供給に努めてきたが、2017年度からは、太陽光・洋上風力発電への取り組みも本格的に拡大。ビジネスパートナーと共同した事業参画を中心に、国内にとどまらない海外のさまざまな国・エリアにおける事業参画を加速し、2030年には国内外合計で500万kW規模の再生可能エネルギー電源の獲得を目指している。
今後も、風力発電や設備利用率の高いバイオマス発電、賦存量の多い太陽光発電など、さまざまな再生可能エネルギー電源について獲得の検討を進め、低炭素社会の実現に向けて取り組んでいく。

説明

【国内の取り組み】
社外との資本業務提携等も推進し、各社が有する知見を集約した事業展開を行うことで、再生可能エネルギーの普及拡⼤に努めている。写真は、安中太陽光発電所(約63MW)の事例。

【海外の取り組み】
海外での取り組みの一例として、エンジー社(フランス)との取り組みを紹介する。日照や風況に恵まれているメキシコにおいて、エンジーと当社による共同開発運営会社(「エオリオス・エンテーヘー社」)を通じて、再生可能エネルギーの開発・運営を行っている。
エオリオス・エンテーヘー社は、2つの陸上風力発電と4つの太陽光発電で構成された再生可能エネルギー発電プロジェクト(発電出力89.9万kW)を保有する予定で、2020年までに全ての商業運転開始を目指している。1年間の発電電力量は、メキシコ一般家庭約130万件の消費電力に相当する。同社は経営理念に、低炭素化と環境に優しい地域貢献を目指すことを掲げており、今後とも比較的規模の大きい再エネプロジェクトを開発し、事業の拡大と脱炭素社会の実現を目指している。
このような取り組みを通して、国内にとどまらず、地球全体での低炭素化に引き続き貢献していく。

連携先

エンジー社
エオリオス・エンテーヘー社

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